Cisco XDR: 5 Ways to Experience XDR
サイバー環境が急速に進化している今日、セキュリティインシデントへの対処がこれまで以上に重要になっています。
SOC チームには、明確に定義されたインシデント管理プロセスによって攻撃の検出と対応を迅速化することが求められています。国立標準技術研究所(NIST)などから主要なフレームワークが提供されていますが、これらは効果的なインシデント管理プログラムを計画し、セキュリティインシデントの影響を削減するためのガイドラインとなっています。
NIST のガイドラインにはインシデントの特定、優先順位付け、分析、報告のフレームワークが示されていることから、SOC チームはインシデントを効果的に管理できます。
こうしたガイドラインを取り入れることで、SOC チームはベストプラクティスに沿ったインシデント管理プログラムの開発や改良が行えます。これが組織のインシデント管理能力強化にもつながり、タイムリーかつ効率的なセキュリティインシデントの防止、検出、対応を実現できます。
「インシデント対応フレームワークに従うことで、インシデント対応に適した体制を整えることができます。フレームワークには、通常、必要なアクションが示されていますが、その実行方法は示されていません。また、フレームワークは、縛りがなく柔軟であるため、特定の組織や団体の要件に応じて要素を追加したり削除したりできます」